中古車購入にあたっての注意点

ほとんどの人が自動車ディーラーで新車を毎年買い替えることができるほど豊かではありません。仮に十分なお金があったとしても、中古車のほうが賢いチョイスであるときもあるでしょう。オーナーがきちんとメンテナンスをしていれば、5 年、10 年、15 年落ちの車でも十分運転できるコンディションをキープすることができます。

自動車ディーラーへ足を運ぶ際、以下の点について注意してください。

  • 予算オーバーに注意

予算よりも高価な車に目が行ってしまうことはよくあることです。例えば100 万円以内で買える中古車を探しているとします。予算よりも安い価格、80 万円で条件に合った車を見つけることができればそれを買うのがベストな選択でしょう。ですが、ついついもっと高い車が欲しくなってしまう人が多いようです。

もしお金が余ったら、その分修理やガソリン代に回すことができるので、予算オーバーしないように注意しましょう。

  • 試乗してから購入

試乗をしないで中古車を購入するのは自動車ディーラーで起こり得る最大の失敗だと言えます。いくら車の外観がきれいで何の問題もなさそうでも、ボンネットの中までは判断できません。本のカバーだけでは内容が予想できないと一緒です。最悪の事態を未然に防ぐためにも必ず試乗するようにしましょう。

  • 整備士に相談

試乗すれば車の状態がなんとなくわかってくるかもしれませんが、さらに整備士に相談することをおすすめします。素人の目では見逃してしまう点も、経験豊かな整備士ならすぐに指摘できるはずです。

もちろん整備士に車をチェックしてもらうのにはお金がかかりますが、最終的には非常に良い投資になるはずです。整備士に車を見せる前に、必ず自動車ディーラーに許可を取るようにしましょう。

  • 修復歴をチェック

残念なことに、中古車を販売する際に走行距離を偽る人もいます。修復歴をチェックして、事故の有無、正確な走行距離、過去のオーナーの数などを確認しましょう。

こちらの情報をもとに、購入する価値があるかどうかよく考えてください。通常修復歴を調べるのはディーラー側の責任なので、購入者にコストは全くかかりません。

まとめ

特に初めて車を購入する際はどうしても失敗してしまう可能性が高くなってしまいます。ですが、前もって調べてしっかりと準備をすればミスは防げるはずです。車の購入は大きな投資であると言えます。良い買い物をするために、事前に入念にチェックしてから購入するようにしましょう。